意気揚々と始めたTOA3週目もほぼ終盤でリグレット倒すところまで進めました。
が、ここにきてガイについて色々思うところがあり、色々と自分でまとめようと思ってます。
たぶんガイは、10周年記念に間に合わせようと製作期間が短かったために演出不足なのと、こういうキャラにしよう、という製作側の思いが先行して、描写不足に陥ってる気がします。
ルークの親友という割には、言動が対等ではないし、
保護者的存在というには、ルークが弄られていても、庇ったりしてない感じ。
で、ちょっと思ったんですが、ガイはTOAの話から抜いても成り立つキャラだと思います。
ガイが居なければ成り立たない描写って実はありません。
アクゼリュス崩壊後に最初に手を差し伸べたのはアッシュで、
変わる決意を見届けると言ったのはティア。
ルークが自分で勝手に先生にすると言ったのはジェイドで、
自分も同様に偽物だったナタリアと、
自分の行動のために大切なものを失うアニスとミュウ
傍に居て支えたり、叱責する役はティアが殆ど担ってますし、
指導する役目はジェイドが担ってます。
一緒に楽しむ相手かと思いきや、ガイは1人で音機関~♪って遊びに行っちゃうし、一緒に遊んだ描写が全くありません。これがまず何回プレイしても不思議…。
年齢も離れてるし、ベタベタしないんだよ、という解釈もあるけど、1つもないってのは…。しかもルークは世間知らずであまり外の世界を知らないわけだから、ガイが「そうか、知らないのか。じゃ連れてってやるよ!行こうぜ!」とかあればよかったと思います。
アッシュへの態度も相当ひどいと思います。プレイしてて、うわぁ、ってなった点がいくつかありました。「お前がお前でよかったってことだよ」(外殻大地編024「超振動」)とルークに言ってますが、コーラル城でシンクの素顔を見た後のイベントなので、つまりはルークが2人居るかも知れないという事実を疑い始めた頃です。じゃあ、"お前"じゃないほうのルークはどうなんだ…と。
後日詳しく色々書きたいですが、この時点で"ルーク"に対する複雑な感情を、正と負で分離して、それぞれぶつけることにした気がします。「毒になる親」でも、特に理由無く愛情を惜しみなく与える子どもと、搾取する子どもと分けてしまうことはあるみたいですし、そんな感じです。
ガイにとっての"ルーク"とはいったいなんだったのか。
本当にガイはレプリカルークを見ていたのかどうなのか。
それすらも怪しく感じるんですが、本編のガイと"ルーク"の修羅場はED後だよねってアビス語り同士の方とも合意したので、やっぱりそうなんだと思います。
SCC本でもちょろっと書いたけど、断罪されたくないが故に、オリジナルルークから逃げて、レプリカルークに依存してる感じ。
つらつらと書いたけどそこが面白いところだと思うよガイアシュは!
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