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ディアリオ・オラトリオ

赤毛レプリカと赤毛オリジナルを基本に、赤毛の冒険者や華麗に参上する元使用人など、オールキャラを愛でるカオスなブログです。管理人の特技は妄想フィルタと脳内捏造設定と別人28号です。よろずに何でも食べますガオー!
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2015年9-10月のアニメ視聴記録

ヴェスペリア再開したり、週末はほぼ毎週でかけてたのでほとんど見てませんでした…!
ので、秋アニメの始まる前に一気に見て行きたいと思います。

「干物妹!うまるちゃん」(2015)1・3・5~9・11・12話
よくオレンジ色の小さい絵を見かけるし、なんなんだろう、と思って見始めました。
登場人物の女の子全員が妹で、最初は特に仲良くなくても、兄たちも絡んで徐々に親しくしていって、最終回では全員で遊んでて可愛かったです。

オタ要素ありの日常系ものは「らきすた」なり「さばげぶっ!」なりたくさんあるのですが、「干物妹うまるちゃん」は見た目も二面性もインパクトがあるうまるのキャラクターを、男性含む周囲のキャラが調和しつつ、話の引き出しを多様にしてるんだなーと思いました。
女ばかりの集団から「恋愛」をすっぽり抜け落とすと、やっぱり話が平坦になると思います。
物語は確固たる意図がない限りは、男性もキーに配置した方が感情も複雑になるし面白いと思うんですよ…!!

なんだかんだでタイヘイもてもて状態なんですが、もてる理由が視聴者にもわかるので納得できます。巨乳な海老名ちゃんから滲み出るタイヘイへの恋心が可愛くてたまらんので、この2人応援しています。
逆にうまるは高嶺の花なのか恋愛話がないというのがまた…。いや、こまるはモテモテだからそれはそれでいいのか!?

ポテイトチップスにチョコにコーラにとお菓子を食べまくりゲーム三昧で家に引き籠もる、というのは男性に多い引きこもりスタイルだと思うんですが、連載誌のヤンジャンは男性読者メインだから共感性を高くするために、漫画やSNSとかじゃなくてゲーム、なのかなと。
今は、据え置きゲーをがっつりやる若い女性はかなり少なくなった気がします。
しかしそんなに食べてまったく太らないのはある意味羨ましい…!

というわけで、忙しい日々にも気楽に見ることができるアニメでした。面白かったです!

「Charlotte」(2015)6・7・9・10・13話
録画できてなかった部分がありましたが、感想まとめサイトなどで補完。
まさかの6話で妹が能力者発覚、能力発動と同時に死亡。能力発動の原因となった張本人は誰にも咎められずにそのまま普通に生活を送っている…という後味の悪い展開に。
実は生きてましたという展開もなく、7話で有宇がどん底へ転落、そして這い上がり、と。謎のバンド「ZHIEND」のサラも出てきて、断片的に思い出していた兄が登場。ネタとしてはありがちですがタイムリープ能力を兄から奪って、過去に戻って妹のことも無事解決、と良かったです。

ただ、11話で話の風呂敷が広がって、能力者の話の範囲が世界中が対象になり、残りの2話で旅立ちと解決までをやったのは展開としてもザルだったように思います。
子供達がタイムリープで結果を知り、くじや競馬で当てて大金を稼いで学園を買収して、そこを能力者の隠れ蓑にする、というのも無理があります。子供らを拉致して隔離して、何十人も監禁できる"組織"が、学校くらいで防衛できるもんでしょうか。
7話と13話での、有宇の廃人寸前の堕ちっぷりを対比して描きたかったのかもしれないけど、尺が足らないので,2クールは必要な展開でした。

この2部目の駆け足展開は「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」を思い出す…うっ…頭が!!

ここまで思うのもキャラは結構好きなのに、終盤の展開に落胆したからかも。
最初は、他人の体を乗っ取ってカンニング常習犯の有宇も、能力を持った仲間に出会うことで能力者について考え始めました。妹の不幸な死でどん底に落とされるも、悶え苦しみながら壁を乗り越えて、友利との約束を果たしました。
13話こそ俺TUEEな展開でしたが、色んなものを背負い込みすぎて廃人寸前でしたし、常人ならああなるだろうな…と思います。

有宇が海外で能力者を狩っていた2年間、他の仲間達は何やってたんだってツッコミもありますが、有宇が感情移入しやすい、わりと等身大の人間らしいキャラだったから、シャーロットは全話見れました。ゆえにもったいない。

ちょっと雑な印象も拭えないのが正直な「Charlotte」の感想です。でも有宇くんお疲れ様でした!

「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」(2015)1・2・4~7・9・10・12話
ところどころ録画できてない回もありましたが、面白かったです!
諏訪部さんの情けない声も聞けて楽しかった~。
原作も既に完結してて、WEB版と単行本版と色々と「OVERLORD」みたいにでてるようですが、「GATE」原作とは違ってエログロ要素かなり押さえたアニメ化になったようです。
実際、ちょっとwikiみてみただけでも、あっ…となりました。
まぁ、戦争・侵略・異世界間衝突なので、外せない要素ではあるんですが、しょうがないですよね。

話としては、ミリタリー・ファンタジー・ハーレムものなんですが、絡まれる主人公がおっさんなのと、他にも男性陣がたくさん出てくるので、通常のハーレム物とは違って楽しめました。
まず、男が男らしい体格してるし、非常に良かったです。

ちょっと自衛隊強すぎやろ、という印象も拭えないのですが、統率された軍隊と、前時代的な軍隊じゃ戦力差が圧倒的なのはしょうがないかな…。それこそ16世紀中南米のスペイン軍とインディアンたちのように。

2話でアルナスの丘にストーンヘンジぽい遺跡が見えたのが気になります。
単なる偶然か、特地は分かたれた地球の可能性としての別の世界なのか、それとも超未来なのか…。

物語は、銀座にGATE出現してから約8ヶ月の間の出来事のようですが、実際に5ヶ月であれだけの街を築けるように訓練があるんでしょうね。南沙諸島のニュースもちょうど流れてきていましたが、中国軍はまず物資輸送のための滑走路や港を作ってましたから。

1期は最初は戦闘が続いた日本と帝国の間で、和平に向けて動き出したところで終わったので、2期のメインになるらしい炎竜戦が楽しみです。

「六花の勇者」(2015)1~6・8~10・12話
某Yちゃんから「ラノベ版ファンタジーな人狼ゲームだよ!」とオススメされて、部屋に泊まりに行ったときに強制的に…いやいや、強力に勧められて1-3話を見たのですが、面白かったです。
まず、ファンタジーものにしては珍しく、舞台のテイストがインカやアステカなど、中南米です。とはいえ、メインキャラの衣装はまるでそんなことはなく、ヒロインであるフレミーは露出多めの乳バンド下腹丸出しですし、暗殺者ハンスも男だけど猫要素入れたり、筋肉質な背中がでてたり、ビジュアル優先でした。
主人公のアドレッドは、ルークかよ!ってくらいに髪の毛のカラーリング同じな赤毛主人公で、最初から好感度高かったです。衣装も実戦的でなかなか好き。
凡人だからこそ努力して知識と経験、類い希なる意志の強さでピンチを乗り切ってて、主人公らしくてとてもよかったです。「俺は地上最強の男だからな!」という台詞は作中で何度聞いただろうか…。

だいたいのあらすじは、定員6人のはずの勇者に、1人偽物が混ざり、7人で霧の結界に閉じ込められる。犯人を殺せば結界から脱出でき、倒すべき魔神の元へ進める…勇者同士で疑い始め、頃試合が始まった、という感じです。

なんとなく途中でヒロインがフレミーとわかったあたりで、犯人の予想がつきましたが当たってました。やっぱりな…。

最終話の最後で、さらに7人目の勇者が現れ、まだ1人偽物がいるぞ!というところで終わりに。
2期が見込めなさそうなので、原作を買うかな~といったところです。
とはいえ、買うのを待つのは苦手なので、うーんうーん。電子書籍で買えるし、6巻までで、なんとなく10巻で終わりそうな気もするので読んでみようかなと思うところです。

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2015年8月のアニメ視聴記録 6

「ミカグラ学園組曲」(2015)9~12話
元はニコニコ動画に投稿された楽曲から小説が生まれ、そのアニメ化です。
学園+能力バトル+ほんのり百合もの、という感じですが、実際の原作には百合要素はないんだとか。百合は売れ要素なのか、そうなのか……!!
アイキャッチのイラストと、アニメの絵が乖離してるなと思ったら、あれは原作の挿絵の絵なんだそうです。今風の厚塗り感のある綺麗な絵で、ついつい一時停止して見ちゃいました。大画面TVにして良かった!

感想なんですが、もうちょっと丁寧に作れば面白かったのでは…と残念です。
作画は崩れてるし、背景はCGでやっつけで作っておきました感があって酷い。
なにより、モブが動かないうえに、真っ白!
時折、細かに書き込まれてるモブもいて謎です。

途中から見たので、前半や中盤に描かれてるのかと思った、学園内でのみ特殊能力が付与される理由とか、種明かしも特になく、キャラの掘り下げも薄いとか。星鎖先輩が引き籠もってる理由がちょっと肩すかしでイマイチでした。
そういえば、前提条件として、「学園内のみで特殊能力は使え、外にでたら消失する」はずなのに、最終回のバトルは山やら河やら森やら宇宙やらで繰り広げてましたね。……

中二病要素もりだくさん、男も女もキャラもりだくさん、(つまりカゲプロの層がターゲット?)なのに、百合要素多め、会話を楽しむアニメ(予算の関係であまりキャラを動かさない方向に行ったのかも)になってしまったがために、世界観やキャラは掘り下げられずに、主人公の勢いと声優さんの演技の上手さで最終回まで突っ走った感があります。
オリジナル要素を入れるのはいいけど、ちゃんと風呂敷は閉じてほしいなぁ。

昔ならこれを26話でじっくりやったんじゃないかと思うと、とても残念でした。

「終わりのセラフ」(2015)
10~12話
吸血鬼+廃墟都市+特殊武器&能力バトルで、テーマは家族らしいです。
原作は5巻まで読了しています。

三葉とシノアと、見た目が似てて強気で小柄で実力もある少女2人がチームに居るので、逆に三葉が目立ちにくい気がします。
色が付いたら…とも思いましたが、うーん。
アニメだと11話で、ミカエラと再会した優一郎の行動が、間抜けに見えて感情移入できませんでした。生死をかけた戦いで、しかも基本的に人間が不利な相手で、かつ現在の戦況が悪いのに、ミカエラ…!とのんきに惚けてる場合じゃないだろうと。仲間のことが頭からすっぽり抜けて、足を引っ張ってます。原作2-3巻を描いたであろう2~9話までの積み重ねが崩壊してしまってる。原作だとそこまで気にならなかったんですが、優一郎とミカエラ間の描写がくどいのかも。

なんにせよ、原作4巻まででは世界が何故荒廃したのか、どうやって今の世界は存続してるのか、**家とかは何故そんなに偉いのか、いろいろとわからないままに進んでいくので、アニメではどうやって処理したのか気になります。

「長門有希ちゃんの消失」(2015)10~16話
ハルヒシリーズをまったく知らないまま、スピンオフ作品ということで見てみました。
……実はパラレルワールドで、本編と完全に違ってます。
性格からキャラ設定まで全部ちょっとずつ違います。
まずキョンとハルヒが同じ高校じゃありませんし、髪型も違います。
むしろ、ハルヒの物語を書いてみる?とメタ的な発言があったりしたので、長門有希の世界から、いつものハルヒシリーズが書かれたのかもしれません。

ちょうど長門有希の人格が入れ代わった時点で見始めたので、元の長門より、消失する長門の方に愛着が湧いてしまいました。

自分が本来の人格ではない自覚があること、
記憶を思い出す度に自分が統合されていく感覚があること、
長門有希はいずれ本来の人格に戻ること

すべて受け入れた上で、長門有希は自分の気持ちをキョンに伝えて消失してしまいます。
入れ代わった直後の、のんびりした声の長門の返事で、ああ、消えちゃったんだなとしみじみとしてしまいました。
その後はメインがどちらかというとキョンに移り、長門有希は"元の人格に戻った”まま、最終回を迎えます。最終回でキョンから長門に告白をしますが、これは消えてしまった長門に対してなんだと思います。
"自分の死"を受け入れ、そして思いを届けた相手もその死を受け入れ、気持ちに答える。
とても綺麗な終わり方で、夏の余韻を残したようなアニメでした。

ハルヒシリーズってどんなもんだろう、と見始めましたが思いがけず素晴らしいアニメに出会えました…!といっても後半だけなので、前半も見てみるべきか…。

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2015年8月のアニメ視聴記録 5

「ニセコイ:」(2015)9~12話
これも第二期とわからず見始めました。
続き物なのかそうでないのか、もうちょっとわかりやすくしてほしいです!
9・10話と作画が崩れてて、脚の角度とか長さとかまともなシーンを探す方が大変…。

でも、10話はとても良い話でした。主人公の幼馴染み兼親友の舞子くんにスポットライトを当てていて、楽からの視点とはいえ丁寧に描かれてます。担任の先生の結婚退職が情報無しに突然話が出てくるのが、高校生活らしい。生徒達が知らない大人の世界がそこにはあった、という感じで青臭さが良かったです。ちょっと間を取りすぎかなと思う場面もありましたが、同じく秘めた片想いヒロインの鶫も上手く絡んでて、最後に楽が舞子くんを後押しするのに繋がったのは良かった。
11話は12話は作画品質も元に戻り、11話が小咲ちゃんの話でどうして楽を好きになったのかの過去回想もありました。小さな日々の積み重ねがあって、小咲ちゃんは楽への気持ちが募っていったんですね。もうこの子が正ヒロインちゃうの、普通のセオリーなら……!
12話は千棘メインの話。一応恋愛的なエピソードではあるんですが、えっこれで最終回?という感じです。9話から特にどっちのヒロインとも進展してませんし、3期に引っ張るつもりなんでしょうか。

「プラスティックメモリーズ」(2015)12話
最終回1話前のこの回だけ何故か録画できてました。
たった1話から読み取ったのは、銀髪少女のアイラは事務員型アンドロイドで、耐用年数限界で回収時期が近づいてること。アンドロイドを事務補助や家事補助で使うのが当たり前で、主人公の青年はアンドロイド回収業務の事務所で働いてる、ということでしょうか。どこまで合ってるんだろう……!!
冒頭でアイラだけ変な椅子で就寝するのは奇妙と思いましたが、アンドロイドならつまり椅子が充電装置だったんですね。
明日が回収日と残り少ない日常を、主人公とアイラが少しでも一緒にいられるよう、事務所のメンバー各自が気遣ってて、王道な展開ですがしんみりした回でした。

ただし、設定が大雑把だったり設定の必然性(アイラがアンドロイドではなくただの薄幸な病人でよかった)、ストーリー配分に批判が多く見られました。
確かに、設定に矛盾がそこらかしこに感じられてしまうと、肝心のストーリーに入り込めなくなりますし、登場人物に共感することもできなくなります。
良くも悪くも奇をてらう展開ではないことをプラス評価する人もいますが、やはりありきたりのストーリーで終わってしまったのは残念です。せっかくのオリジナルアニメなのに。

「魔法少女リリカルなのはViVid」(2015)9・11・12話
なのはシリーズの4作目、らしいです。
これが有名ななのはか~と見始めたら、知ってるキャラクターが一人もいなくて大混乱に陥りました。必死に誰がなのはでフェイトなのか探しましたが、初代よりかなり時間軸が後の話だというのは、wiki見て知りました。
スポーツ魔法少女対戦アニメになってて、ストーリーがあるようでないような印象です。
とにかく出てくる女の子の数が多い。そして対戦、対戦、また対戦なのに、最終戦まで到達せずに終わりました。しかも主人公であるヴィヴィッドは戦ってないし、2期ありきで制作された作品でした。
原作未読で1期見ると消化不良です…。
あと、途中までミウラ・リナルディが主人公のように見えました。努力・一撃必殺のカウンター技とか性格とか…。トーナメントじゃなかったらミウラ主人公の方がしっくりきそうです。

「レーカン!」(2015)9・10話
幽霊がお友達の黒髪ロング美少女と、そのクラスメイトの女の子達と、パシリの山田のお話です。学園モノ+女子キャッキャ+オカルト、という感じです。
基本、ギャグ展開で話が進んでいくのですが、ちょっと空回りしているのとテンポが悪い気がします。あと、独自表現を狙ったのか、ハイライト部分がオーバーレイになってて、白→オレンジピンク→茶色と妙なグラデーションになってて、落ち着かなかったです。作画も崩れ気味。
最終回の13話まで録画していましたが、これにて終了…。

「這いよれ!ニャル子さん」(2012)1話
クトゥルフ神話に登場する「無貌の神・ニャルラトホテプ」ことニャル子と、宇宙犯罪組織に狙われる少年・八坂真尋、及びその他のキャラで繰り広げられるハイテンションサブカルコメディ。原作小説が2014年にに完結してるのをさっき知りました…。アニメも2期やってたのか…。
さらっと早送りで見ようとすると、台詞がほぼ聞き取れませんでした。

ラヴクラフトネタはもちろん、オタクネタが散りばめられてるので、それを理解し、楽しめないと面白くないかも。ただしニャル子さんは可愛いと思います!狙ってあのボディを形成したというのが計算高くてイイw
出会う前から(調査書などで)真尋に一目惚れし、出会ってすぐに押し倒そうとニャル子は下心全開なんですが、ここが面白いところだと思いました。ちょっと昔のセオリーなら、男女逆だったはずです。真尋がニャル子を、じゃなくて、ニャル子が真尋を、がポイント。
プラトニックではなく、エロティック指向の愛。
少女漫画でも「男がヒロインに一目惚れ」は王道です。次第にヒロインが誰かに振り向くことはあっても、男がヒロインに時間をかけて振り向くことは基本的にないそうで。
あったとしても、「実は俺、昔からお前のことが…」という展開だったり。あるある。

なので、完全に逆パターンの作品が話題になってたんだなと興味深かったです。

「悪魔のリドル」(2014)7・8話
高河ゆん原作、南方純作画の漫画原作アニメです。
女子高校生+百合+閉鎖空間+殺し合いという要素の作品で、女しかいないダンガンロンパみたいな感じでしょうか。バトルロワイヤルや未来日記に比べるとルールが厳格に存在してて、破った暗殺者は「退学」となる、ところからも無差別殺人ものではありません。むしろ、暗殺のためのルールがありすぎて、暗殺者側に不利なんじゃ?って思いました。
あらすじは、一人の特殊能力を持った女子高校生を殺すべく、12人の暗殺者が送り込まれた特殊学級、黒組。自身も暗殺者として送り込まれながらも、晴を守ろうと決めた兎角は、他の生徒達と戦うことになる…という感じです。
各キャラ可愛くて好みの絵柄なんですが、なぜ晴は他の生徒に命を狙われる状況でも学校に来つづけるのか、そもそも暗殺者同士の同士討ちはないのかとかetc
ウテナ+ダンガンロンパのような感じなのかもしれませんが、そもそも各自が晴を殺してまで手に入れたいものへの動機が弱いような気がします。暗殺者を止めたいとか、大金が欲しいとか、人を殺したくないとか…。まぁ、職業暗殺者なら、昨日今日会っただけのクラスメイトを殺すのに何も躊躇いはないでしょう。寮ごと爆破すればいいわけですし。
最終回も、実は肋骨がチタン製で致命傷にはなりませんでした!というオチだったりするので、あまり深く考えない方がいいのだと思います。「退学」した生徒達も全員生存してます。
本編で心を揺さぶるようなエピソードがあったわけでもないのに、ハッピーエンドになってるキャラもいたり。レビューで「茶番だ」という意見がありましたが、そうなんだと思います。
そもそもが黒組自体、暗殺が目的で存在してるのではないのかもしれない。
前後をみているわけではないので、なんともですが好きな人を選ぶ作品だと思いました。

はーこれが全員男だったらなー。

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2015年8月のアニメ視聴記録 4

「ガンスリンガー ストラトス」(2015)10~12話
オンライン対戦型アーケードゲームのアニメ化作品です。
"stratos"って単語あったっけ、と調べてみると、Stratosphere(成層圏の)からくる造語説もありましたが、たぶん車のランチア・ストラトス(strato's)からかなと思います。
2つの並行世界が融合し始めたがために、分岐点である2015年にタイムリープ適格者を送り込んで戦い合う、というのが舞台設定とあらすじらしいです。なので、基本的に1キャラいたら、もう一つの世界の方のキャラがいます。2Pバージョンが正式に存在する、という感じかしら…。
アニメもそういった流れを汲みつつ、オリジナルストーリーになってるらしいです。しかし原作のゲームをプレイしたことがないので、どこまで違うかはさっぱりわかりません。
違いそうな感じなのは、ゲームサイトだと鬼畜少年っぽいレミー君が、アニメだと人懐っこそうな少年になってたことかな…。とはいえ、ゲームをプレイしつつアニメも見た人がいないのか、感想サイトでもブログでも比較したレビューを見かけません。
作画の酷さはおいておいたとしても、シナリオが中途半端でとにかく世界観通りになぞりました、終わりましたという印象で、打ち合わせが足りなかったのか、時間が足りなかったのか、予算が足りなかったのか……。
10話からの視聴だと、世界観を把握しづらかったです。
さらに、最終話を見ると片方の世界の顛末しか描かれていないのですが、WEB放送版ではもう片方の、別ルートエンディングver(BAD END)だったそうです。うーん、分けるほどの理由や分岐になってたんだろうか、って思います。GOOD ENDでも、和解したようにも見えませんでした。(世界の融合は、特殊な時空に繋げるエネルギーキューブと呼ばれる装置を破壊したら、世界が分離。…したようにみえたので、主人公白黒の二人が戦う意味はあったのかと)
遠慮無く双方死にまくって、世界が融合を発生させた元凶を両世界の生き残りで倒しに行く、みたいなストーリーになってたら面白かった気がします。
2013年アニメ版
2014年版アニメ版
上記みたいな作画や内容なら、本当に良かったのに……
「グリザイアの楽園」(2015)8-10話
18禁エロゲのグリザイアシリーズの完結作。
グリザイア(Grisaia)は、フランス語の灰色=Grisailleから来てるんだそうです。
暗殺者としての過去を持つ青年が、美少女たちと協力しながら、かつての雇い主を倒して楽園を作り上げる…話、みたいです。俺TUEEEEE系のハーレムものの1つです。
設定のハイスペックさ、中二病と陰惨な過去を盛り込み過ぎなのと、展開がザルっぽいので、受け付けませんでした。テロリストだのミリタリーとか出してくるのはいいんですけど、もうちょっとリアリティが欲しい。
原作ゲームも3作ありますが、実姉との近親相姦や養母との日常的な性交もあるのでパス。保護者や家庭内上位者がその立場を利用して、判断力の無い児童に性的行為をするのは卑劣ですし、悪いこととしては描かれてないのはいただけない。
あっ、これはあくまで私自身のモラルと好みです。

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2015年8月のアニメ視聴記録 3

「のんのんびより りぴーと」(2015)1話

2013年に放送された「のんのんびより」を別のキャラ視点から同じ時間軸を描いたらしいです。
きちんと公式読んでも書かれてないのでたぶんそうだと思います…。
妙に間伸びしたアニメでしたが、背景のThe 田舎の農村、という感じの風景がとても綺麗でした。
2話で物語のスターターでもある転校生の黒髪少女が登場っぽいです。ちょっと展開がゆっくりかな。

「さばげぶっ!」(2014)1話

「けいおん!」とかと同じような漫画かと思いきや、原作がなかよし連載中とアニメ本編で説明してて驚きました。
女の子しか出てきませんが、ノリが軽くて楽しみつつサバゲーやってるので、気楽に見れます。
まぁ、真面目にサバゲーやってるのは最初だけ、という予感がするのですが……!

「きんいろモザイク」(2013)1話
幼い頃に英国でホームステイした家の少女が、今度は日本の高校にやってくるお話しです。
wiki見て、ホームステイ当時がどうみても小学生にしか見えなくて、それはそれでヤバイと思ったのですが、実は中学生だったんですね;焦った…!
女の子ばかりでてくる日常系きゃっきゃアニメな印象でした。
余談ですが、アリスって名前はもう欧米では古くさくて、おばあちゃん世代の名前なんだとか…。確か同様にクレアも…。
外国人のネーミングって難しいですね。

「けいおん!!」(2010)3・4話
1期かと思ったら、!の数で2期なんですね。
1期も見たことはないんですが、途中から見始めてすんなり見ることができました。
シリーズ構成の吉田玲子さんが「王ドロボウJING」や「ロミオ×ジュリエット」からどうも苦手だったんですが、日常系アニメだと凄くいいと思いました。
いわゆる、女子高生きゃっきゃ作品の代表作だと思うのですが、見てみて確かに心がぴょんぴょんする可愛いアニメでした。実際の女子高生ってこんなに一点の曇りもなくはしゃいでて毎日輝いてるわけじゃないけど、こうあってほしいな、という願望が詰められてる…そんな感じです。
特にどの子とどの子のコンビが好き!というのは2話だけじゃちょっと決めづらいんですが、唯&あずにゃんの世話焼き後輩と焼かれる先輩、唯&律のかしまし2人組に、澪と紬のまとめ役2人組みとか、どのキャラがどのキャラと絡んでも見てて微笑ましい…可愛い…。
見てて、元気をもらえるアニメでした。1話は12話完結みたいなので、機会があれば見てみたいです。

「IS 〈インフィニット・ストラトス〉」(2011)1~3話
有名な作品なので見てみました。
色々と設定や過去はあるものの、回想シーンがほとんどなく、登場人物の説明によって話がすすんでいきます。このため、ハイハイ話が進んでますよというお約束感を感じます。
せっかくの1話なんだから、もう少しストーリーに引き込むような構成にだったら良かった。
女性だけしかIS(インフィニット・ストラトス)という人型兵器を起動・装着できず、女尊男卑になった世界が舞台です。なので、主人公の織斑一夏以外の登場人物はほぼ全員女性です。
ここら辺でちょっと心がくじけそうになりました。ハーレム物はあんまり好きじゃないねん…。
ヒロインの人気がないと弄られてた記憶のあるISですが、確かに箒ちゃんは見ていて好感を持ちにくいキャラでした。ちょっとツンデレのツンが激しすぎで、会話が自分の中で完結してて、主人公が置いてけぼり。また、主人公を他の女性陣に取られたくがないゆえに、2人きりのトレーニングを申し出る、そこはいいんです。でも、実際は彼にとってまったく役に立たない訓練を一週間も行ったがために、戦況は不利になって結局は負けてしまうし、そのことに対しても反省したり謝ったりする素振りがありません。これでは自己中心的なキャラクターでしかない。
他のヒロインであるセシリアは、一夏に負けた途端に手の平返してデレデレします。
やりすぎというかテンプレというか…。男性が好きな女性キャラの典型なだけなのかもしれませんが……。
なぜ、男性で一夏だけがISに登場できるのか、箒の姉でありISの開発者の束はどこへいったのか。色々謎はありますが、物語の核心だけ追ってみてみたい…かな。

「えとたま」(2015)9~12話
2006年の新春企画が元になり、2015年にアニメ化までになった作品です。
干支神と呼ばれる12人の娘たちと、干支神になれなかった猫娘と、彼らの活動エネルギーである極上のソルラルを生み出す天戸タケルくんを中心に物語が進みます。
一見ハーレムものに見えますが、実際は百合ものです。
にゃーたんはやかましいけど表情がコロコロ変わるので、見ていて飽きないし、他のキャラも個性的でした。
最初に見た9話が、なぜか「将棋は宇宙だよ!」という熱血将棋バトルで楽しく見れたのですが、次からの3話は一転してシリアス展開に。それまで登場してたキャラが激闘の末、死ぬ…と差が激しかったです。
でもこのアニメの一番の見所は、CGで描かれるバトルシーン。
傷や汚れが付いたら、表現しつつ動かしていますし、CGだけどアニメっぽく処理されてるので画面に違和感がありません。画面がぐるぐる動くバトルも見応えあり!
最後の最後で、等身大サイズのにゃ~たんのCGを使っていて、3DCGアニメの時代を感じさせる作品でした。

あと、どうして猫娘はデジキャラット、ゲゲゲの鬼太郎の猫娘、東京ミュウミュウ、Show by rockのストロベリーハートといい、髪型がおかっぱベースなんでしょうか…。なぜだ…

「さらい屋 五葉」(2010)1話
オノ・ナツメ原作漫画のアニメ化です。
オノ先生の独特なタッチや表情を上手く表現してるので、絵柄は好き嫌い別れますが、色気があります。男性は食い付きにくいかもしれませんが…。
腕は立つけど気が弱くてクビになった浪人・政之助と、誘拐を生業とする弥一。説明はありませんでしたが、冒頭の名家の養子になった少年は弥一っぽいですね。うとまれていた義理母が懐妊したことで、もともと先行き不安だった少年ですが、どうなったのでしょうか…。
これも見る機会があれば見てみたいです。

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