●月×日
アウローラの奴に着替えを買ってきてもらった。今着てるやつはスラムで着っぱなしだったもんで臭う臭う。俺はまあ平気なんだが、クレアにはこんなもの着せられねえ。というわけで奴にサイズを言って、俺とクレアが当分の間着まわせるだけの量を頼んだんだ。
そしたらあいつが何を買ってきたと思う?俺のはウニクロでも構わねえ。何着ても似合っちまうからな。
だけどよ、クレアにキャミソールはないだろキャミソールはよ。こっちのシャツなんか前は普通だけど、背中が丸出しだぜ?ズボンなんか脚が全然隠れてねえし、色っぽいったらありゃしねえ……って俺なに言ってんだろ。
とにかくこんな服は着せられねえ。当然俺は問い詰めた。すると、サイズどおりに選んだら、こんなギャル服しかなかったと奴は言う。こんなのを着させるなんて(俺が)我慢できない。次はもっと布がたっぷりあって、クレアに似合うのにしてくれよ、と頼んだ。
次の日、確かにアウローラは要望どおりのものを持ってきた。悔しいが似合っている。ちくしょう、俺の知らないクレアの魅力を開発しやがって……!! まるで寝台にフランス人形が座ってるみたいだ。こんなにフリルとリボンとレースがクレアに似合うとは思わなかったぜ。
と、俺が惚れ惚れとしていたら、アウローラはここぞとばかりに写真を取りまくっている。あっ、てめえ!! クレアになんてポーズをさせてやがるんだ!! さっさとカメラを出しやがれ!!
……ダ、ダイスケ君、俺にも一枚焼き増しをヨロシクな。
※ダイスケの呼び名がアウローラ、とかになってるのは、クレアたんを取っちゃう悪い虫だから素直になれないのです